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小児の睡眠時無呼吸

保護者の方へ

小児期の睡眠時無呼吸症候群は早期診断・治療を!!
-「様子を見る」、「経過を見る」は正しくない場合があります。-

お子様は睡眠中のイビキ、無呼吸、苦しそうな呼吸はありませんか?

小児の成長期(3歳~6歳)に扁桃肥大(図A)やアデノイドの増殖
(図B)が起こり、気道が狭くなることにより無呼吸の原因となります。
従来は「様子を見る」、「経過を見る」で過ごしていました。

しかし、この時期の無呼吸を放置すると、睡眠中の成長ホルモンの分泌不足から成長・発育に重大な影響を及ぼします。従って、早期の診断・治療が必要です。
(2002年の米国小児科学会の勧告より)

小児の無呼吸症候群の特徴

  • 有病率は約1~3%と言われています。実際はもっと多い(12~20%)のでは、という報告もあります。
  • 多くは2~4歳ころからイビキ・無呼吸などが始まります。
  • 8歳頃からイビキが軽くなる傾向にありますが、治療の時期を逸しています。
  • 夜の症状 : イビキ、苦しそうな呼吸、咳き込み、寝相が悪い、おねしょなど
  • 昼の症状 : 食べるのが遅い、口をあけた表情、落ち着きの無さなど。
  • 成長に対する影響 : 低身長や胸のへこみなど。
  • 就学すると : 学力低下が目立つ、授業中の居眠り、集中力の無さ。

診断

診断には終夜睡眠ポリグラフ検査の情報が有用です。

他の睡眠医療を専門とする医療機関でも小児の『終夜睡眠ポリグラフ検査』を行える施設は全国でも多くありません。
当院ではこれまでに多くの小児に対して実施しております。

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治療は連携基幹病院で可能です

  • 大垣市民病院耳鼻咽喉科
  • 岐阜県総合医療センター耳鼻咽喉科
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