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認知行動療法(CBT)

認知行動療法室CBTルームから

眠れない、眠い、朝起きれない、などの症状に対して睡眠薬を使用しても上手く眠れず、ますます 焦ってしまう。睡眠に良いと言われることは全部やってもやっぱりできない。

こういった方には薬物治療よりも認知行動療法が優先されます(米国家庭医学会2009年)。
当院では2010年から先駆的に睡眠障害に対する認知行動療法(CBT)を行なっています。 

こんな方へお勧めします
  1. 慢性不眠症(寝付けない、途中で目が覚める)⇛CBT-I
     「睡眠薬を使いたくない」
     「睡眠薬が効かない」
     「睡眠薬を止めたい」
  2. 概日リズム睡眠障害/睡眠相後退症候群(朝起きれない)⇛CBT-R
  3. 睡眠不足症候群(平日の強い眠気、休日の長時間睡眠)⇛CBT-H

どのくらい効くの?

CBTは受診者と治療者の協同作業であり、セルフケア能力が高い方にはかなり効果的です。
研究会・学会で発表した当院の治療データでは

①慢性不眠症
  • 改善率 85.9% 
  • 寛解率 67.2%
  • 50%減薬率 77.1%
  • 100%減薬率 45.8%
②概日リズム睡眠障害/睡眠相後退症候群
  • 学校・社会復帰率 83.3%

診療の流れは?

S外来の流れ

◆診療枠は、日時指定の完全予約制◆

※「初診」、「睡眠入院検査」、「検査結果説明」までの予約日程は一連です。
- 対応可能な日程を医師と調整しています。
- 症状によっては「事前アンケート」を自宅送付ではなく、初診時に行います。

どんなことするの?

CBTセッション①:初診

(時間60~120分)

  • アンケート
  • 問診+ライフスタイルチェック
  • 睡眠日誌記入+行動計利用
  • 睡眠指導
  • 人の眠りについて
  • 睡眠障害に対する説明
  • リラックス法
  • 薬物との付き合い方
睡眠入院検査:(一泊二日 夜~朝)

終夜睡眠ポリグラフ検査にて睡眠の質を調べます。

CBTセッション②:検査結果説明

(時間60分)

  • 睡眠検査の結果説明
  • 睡眠日誌、行動計からわかること
  • 具体的な睡眠改善行動の処方
CBTセッション③:再診

(時間30~60分)

  • 改善具合の再評価と次の提案
CBTセッション④:再診

(時間30~60分)

  • 今の睡眠を維持するために
  • 再発しても大丈夫

※原則4回でCBTプログラムは終了します。

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